「大人は子どもを決めつけたがるのはなぜなんだろう?」こんな意見が出ました。本当はもっといろいろな面を持っているのにそれは見てくれない、、という子どもの不満。
もしかすると、大人も子どもも同じかも知れません。あるお母さんの発言にとてもハッとさせられました。
「完璧なお母さんでいたいと思っていたけれど疲れてしまって、、わたしの未熟な部分も隠さずに見てもらうことにしました」
今はまだ未熟だけど成長していく過程を家族みんなに見てもらいたいのだそうです。なんて素敵なお母さん!(実際にとてもお若くて美しいママさんでした♡)
一人の人間の多様性を水平方向の多様性だとして、時間軸(垂直軸)における多様性もまた同じ一人の人間の多様性とする考え方(ご本人がおっしゃったわけではないですけど)にハッとしました。
つまり、一人の人間の成長を時間軸に置いて、そこにも多様性を見出すという考え方です。確かに現在の人格を形成しているのは過去の時間でもあるわけですし。
なんて哲学的!
「時間軸における多様性も認めてあげる」
その人の現在も過去も未来も、みんなひっくるめて受け入れるってことですよね。
長い目で見守ってあげられることは、家族のようにじっくりと時間をかけて向き合うことのできる関係だからこそですけれど、友人関係、教育現場にも必要なことのように思いませんか?